101-110

あの時の笑顔に酷似している
彼のどんな笑顔も私の目にはキレイなもの
いたずらっぽく笑う声
彼の瞳の奥にうずく艶めきの色
最も忘れたくて、一番忘れたくない記憶
巧妙に隠された気持ち
「好きなんだろ」と聞くアイツに、「別に」と答えたのは、嘘なんかじゃない
幻想は優しい、でも現実は
せめて忘れさせてくれても、いいじゃない
あの時は知らなかったの、別れこそが永遠だったね


111-120

あなたの前で、泣いたのは二度
叶わないって知ってたから、本気でぶつかる勇気なんてなかったけど
せめて言葉にしておきたかったんだ
消したはずの気持ち、溢れだしてきちゃった
触れないわけにはいかなかったんだ
明日は愛をあげたい
目を見ないで、嫌いと囁いて
本当はただ無心に、泣きたかっただけ
期待するくらい、いいでしょ?
今は少しだけ現実を知って


121-130

この恋、何色。
私じゃあなたを、癒せない
僕は奪われるだけで何も与えてあげなかったね
無理をしていたのは、君も僕も同じ
傷つくのは、私だけ
I love you not wisely but too well....(賢明にではないがあまりにも深く愛している。)
気にしてるのは僕のほう
なんてタイミング、せっかくのチャンス
君の口からこぼれる「好き」という単語にさえ胸がつまる僕のことじゃないのに僕のことじゃないから
明日現実を知るとしても


131-140

純粋な作為で恋してた
でも本当は、できるなら僕は、君の隣で笑いたい
ありがとうの笑顔と同じだった
価値観を愛とは呼ばない
渡されたカイロはすでにあたたかさというよりなまぬるさを伝えるだけで
泣いても何も変わらないよ
今の僕は同じことを考えてる
自分をゆるしてあげられない僕の代わりに誰か僕という自分をゆるしてほしくて
恋が果てたら次に何を夢見るの
いつか忘れた頃に、また。


141-150

気づかないで正直な私
確かなことはたったひとつ、君が好き君が、好き
君と僕の間に「好き」だけが欲しいよ
花火大会は恋人達の巣窟
なんでもないあの日学校の帰り道、振り向けば彼女がいた
意味もなく、二人で笑い合う
不意に視線が絡まったのは、きっと、偶然
涙だけは止まらなかった
感じていたのは永遠だったのに
今はふたり離れたまま


151-160

どこにでもいる君みたいな誰か
あなたと噂になるのも悪くない
僕だってキミのこと好きだったんだ
出来るなら、隣りにいるのは「特別な人」
あなたのことを愛してはいないのに、あなたに愛して欲しいのです。
あなたが他の人を愛すのに、酷く嫉妬するのです。
いくら幼なじみでも、信用できるとは限らない
人前で泣けるほど強くはないけれど
彼の瞳に、わたしはどう映っていたんだろう?
I must love you and leave you.【もう行かなくては(ならない)】


161-170

愛は惜しみ無く奪う
あいにく傘は一本しか持ってない
恐らくはただの嫉妬
これ以上、僕を心配させないで?
きっと今ごろ、キミも僕と同じように空を
アドレスを聞いておきながらメールを出さないとは失礼極まりない
愛しい相手を見つめるまなざしは、きっと、あんな風にかがやく
たったひとつの、唯一の繋がりだったのに
離れた手はただ冷たくなるばかりで
この想いを封印するよ


171-180

いつかのバレンタイン
一緒にいてやる
君がここにいて、完璧にしているもの
こんな可愛い子に誘われるなんて
僕はただ君の手を握って、君は黙ったまま頷いて
繋いだ手の温もりは、確かにそこにあったよね
そっと奥にしまいこんで、誰の目にも触れないようにしなさい
君は僕の前から消えてしまった
あのとき君を離さなければ、運命は変わっていたかもしれない
でももう戻れないよ


181-190

僕には君が必要だった
楽しくて俺のことなんか忘れてたんじゃないか?
やっぱり、少し勇気が足りない
ギュッて抱き締められるのがいちばんスキ
お前が選ぶのは、勿論俺だろ?
織り姫と彦星が会えるとかいう
あなたの笑顔はいつも突然で、私は息もできない
この腕で抱きしめて、確かめたかった
彼がこの「契約関係」に飽きないことを祈る
いつか来るその日がせめてできるだけ先になるよう


191-200

無機質な瞳
だから、もう、キミの声が聞こえないんだよ
理解した振りをしていたんだ
あなたの抱きしめてくれる腕は、こんなにも暖かい
充足した大人の恋愛に、じっと瞳を覗き込む仕草の入る隙はない
その手を差し出してくれる?
全部、嘘にしてあげるから
茶化して言ってみても、指先の震えが止まらない
闇に紛れて君を探しに
いつだって終わるための答えを捜してる