601-610

これは一時の戯れ
学年違いのキミと一緒に授業を受ける機会
君の隣りにいる時みたいにね
必然と見上げる形となる、身長差は十センチ
こんな、世間では「セフレ」と呼ばれるような関係
キスする寸前くらいにまで近づく
目の前すらも見えない暗黒の中で、君を抱きしめていた
だからこそ、この指先は震えてる
例え物理的に離されても、心まで離れはしないと思った
僕を諦めさせこの恋を終わらせ


611-620

愛が集まってくる
必要としていたのは僕の方
人はそれを自惚れと呼ぶかも知れないが
君が触れたところだけ嘘みたいに熱いよ
指を舐めるのってなんかエロい
手を伸ばして君の髪に触れる
あきらめるって決めたのにどうして、あなたからのメール消せないまま
せめてもう少しだけ僕のことを、想って泣いて、想って
君が僕の名前を忘れてくれなかったこと
昨日までが、幸せでした


621-630

遅すぎた初恋
その笑顔は反則だから
まるで僕たちみたいだねと、安っぽい言葉吐いたりしながら
彼女を引き離そうと思ってるだけだよ
たまには恋をしてみたら?
嘘でも好きなんて言わない
可愛い嬢ちゃんには優しくするのが男ってもんだ
そろそろ落ちる気になった?
どうせ会えないなら、夢にも出て来るな!
たどたどしく、笑う


631-640

遅刻魔の君を待つ時間
恋は攻め、受け身は損
いつも待ち合わせたこの場所
実はめっちゃ好きですと茶化して言ってしまおうか
実際、愛してるわけですよ
ただあまりにも唐突にすべてが終わってしまって
私の気持ちはついていけていないきっと今も
夢にまで見る、君がいない夜
誰でもよかったんだ今なら分かるよ
ああきっと、何度も傷ついて慣れてしまった


641-650

泣かないことが肝心
もし君と出会うのがもっと遅かったら、何か違っていたかな
君があの子を好きになるの こんなに早いと思ってなかった
いつまでもずっと僕を見てなんて望んではいなかったけど
大丈夫、あたしちゃんと吹っ切れてるんだって
不意に会話が途切れた瞬間
僕は我が侭な男だね
義理チョコくらい気にすることない
あなたを忘れたら、あたしには何も残らない
たったひとつの願いなんだ


651-660

公認ストーカー
いっときの別れに過ぎないとそう思った
こういう時はお返しに何かプレゼント
繋いだ手の温もりは確かにそこにあったよね
期待してなかったと言ったら嘘になる
あの日の彼女の姿が、まぶたに焼き付いて離れない
自覚と無自覚と本音
どうか、僕を忘れて欲しい
想い続けるのなら、それほど無意味なことはないよ
愛ってなにか判らない


661-670

恋愛の虚飾と現実
ごめん、あきらめないよ
今日も変わらず君を目で追う
悲劇のヒロインにもなれない
思い出すのはあの声・もう一度呼ばれたい
冷たくあしらうのが鉄則
重なりあった肌から伝わるぬくもりをずっと持てあましているよ
だからきみには言わないぼくの中の一番のことば
だいきらいって囁いた。君は少しだけ笑顔をくれた。
何も残してなんかいかないで


671-680

君に会いにね
好きな人と一緒に帰りたいのに理由なんてあるか
可愛い、なんて思ったのは秘密
あんまり離れてると、あんたの顔を忘れそうだ
なくした時間が戻ってくるような感覚
いわゆる"恋人同士"ってやつ
眠り姫は襲っていいんだ
それさえも彼女にはばれているようで
もちろん、キミひとりだけにね?
あなたがくれた「約束」の意味、別れた今も分からないまま


681-690

生殺しがお好き?
言っても不自然にならない会話の流れを求めてた
キスは約束なんだよって言ったあなたを、ロマンチストだねと笑ったけど
幸せそうで、見ているこっちまで嬉しい
こんな想いは初めてで
ずっとかんちがいしたままでいさせて、嘘もほんとうになるくらいずっと
わざと遠くにいた私の隣に、いつのまにか君がいて
誰のために、泣いてるの?
君がかざす狂気がまぶしい
悲しみはひととき


691-700

恋心に課す罰金
ひとりになったときだけ、驚くほど自然な涙
ほかの誰かを心に秘めたまま君を愛することはできる
一秒でも長く、キミがここに
午前二時、外は雨
余計な邪魔が入っては面白くない
メールは仲のいい人同士のコミュニケーション手段
人を困らせないために自分を騙す時は、絶対に相手に悟られてはならない
お望みなら、添い寝だってしてあげる
どうせ終わるなら、はやく