1301-1310

心に降る甘雨
きみに幸いあれ
恋の季節がやってくる
僕の女神様
こいごころ行方知らず
幸せでした。
あなたを好きになれたら、
最後の泣き落とし
霧雨の空の下
恋という名の種を拾いました


1311-1320

この熱は誰の所為?
バレバレの嘘だったけど(信じてくれる?/信じてあげる)
運命なんて信じたくないよ
怖いくらいの幸せ
嘘みたいに冷えていく
もうはなさないでね?
キスをするたび君が離れてゆく
雪夜のぬくもり
ためらいのくちづけ
恋はうつくしく枯れるのです


1321-1330

キス魔だから。
カラ元気ばかりうまくなってく
悲しみはぜんぶバスタブに沈めた
あしたも大好き
背中合わせの君に願う
あきらめても恋は続いていく
きみと朝マックする
そんな顔しないで
キスは契約違反です
君と交した最期の約束を僕は守れないかもしれない


1331-1340

肩に感じる甘い熱
プライドなんて捨ててしまえ
いつから気付いてたの?
うっすら煙草の味がした
泣いたら負けだよ
それは秘密の恋でした
それはそれはうつくしい恋だったのです
約束は守ったよ
わたしたちお似合いじゃない?
背中からあなたの気配


1341-1350

100年後には好きって言うよ
駆け引き上手なアイツ
キレイな三角形
偽りの愛にはもう厭きたよ
王子様の飼い慣らし方
優しさを刃に変えても(やいば)
手のひらの上で踊らせて
キャラメル味のキスで
目を醒ましたまま、見るはきみの夢
僕だけのものにならないのは、きみが天使だからですか?


1351-1360

紫陽花とカタツムリの恋
終電間際の長いキス
不安定で無粋でたまらなく愛しい
横顔も見慣れた頃に
借り物のコトバで君を愛した
せいいっぱいの純情
恋の生まれは螺子の狂いか
素直になってみた。
鼓動と秒針
私の涙が涸れる頃にはあなたはきっと手の届かない処へ行っているのでしょう


1361-1370

なみだ愛好家
背伸びしてたあの頃
終りを告げる鐘が鳴る
少年少女恋愛事情
血の味さえも君を思い出すには十分で
こんな時でさえ脳裏を過ぎるのは君の笑顔でした
相思花の狂い咲き
だから、君を
甘く切ないきみがスキ
約束のキスだけ残して

※そんな花ないです
※読みは「よぎる」で


1371-1380

肌寒い夜だから
必死で偶然を装うきみがひどく滑稽で、愛しい
理由を教えてあげる
深呼吸して君に好きって伝えよう
バラ色のじかん
恋人きどりで君のとなり
銀色にかがやく泪
手帳にハートを描くたびに
キスも上手くなったから
告白の有効期限


1381-1390

矛盾だらけでも生きてる
君だけが真実、嘘さえも真実。
知らず知らずのうちにあの苦さを求めていた
出会う日を遠くするために
こぼれたのは多分、涙
作為でしか愛せない
君にだけはどんな作為も通用しなくて
あの夜の秘密を
なかったことにしようとしてる
未消化だから苦しいままで


1391-1400

君のためになら唄ってもいいかな
息詰まりの関係
貪欲になれない僕を"優しいひと"と君は言った
泣いている暇なんて
振り返ればいつだって僕は、
きみの隣にいたというのに
あなたの仕草ひとつで
次なんてないのにね
君を感じながらに僕は息絶えてゆく
そうやって僕は、君の永遠になる