1901-1910

あげるあげるぜんぶあげるよだから、
これ以上好きにさせないで
君のとなりにいてもいいかな、笑えるようがんばるから
不純すぎるこのキモチも
ごちそーさまです後払いでいいですか?
イタズラ好きなこの手をぎゅっと掴んで離さないでね?
こんなに愛しくなるとわかっていたなら
捨てていい恋なんてないよ
こどもみたいな無邪気さで、とろけるようなキスをして
抱きしめてみたらいいのに


1911-1920

きみはまだ彼の夢を見る
涙だけは嘘を吐かない
恋なんていかがでしょう
ふたりでひとり遊び
ドキドキしたって知りませんから
間接キスのつづき
こころなんていらないくせに
愛してるの使い方をひとつしか知らない
わがままな恋が僕に跪いた
きみはまた僕の夢を見る


1921-1930

それは致死量の愛ですか?
さよならを言う勇気は要りません
きみのことばはぜんぶうそ
こころが死んだらしあわせになれるというの?
貴方のやさしさが、温かく突き刺した
そう僕は守るために壊した
恋ごころってやつはちゃんと葬ってあげないと復讐してくるのです
いつからか必死でしあわせなふりをしていた
きれいならばそれでいい
泣いてるって気づいてたんでしょ?


1931-1940

出会えなかった貴方へ
でもそれは傷つくだけの恋だから
不安を拭い去る温かい手よ
冷えた心が悲鳴を上げても
僕がどんなに言葉を尽くして愛を語っても、きみの気まぐれなキスの前では霞んでしまうのです
想うだけじゃ無意味なんだ
好きと言ってしまったら終わるような気がしてた
不自然でも愛ですか
思い出のきみを愛すなんて
さよならのあとも"私"は続いてゆく


1941-1950

触れる資格などありはしない
君ならばいくらでも
愛しているから不安になる、でも愛さずにはいられなかった
なみだあめが夜にきらめく
心配しなくてもわたしはひとり
馬鹿で結構です。だから、隣にいさせて下さい。
恋人以上を希望します
流れないなみだは
忘れられないあなたがいます
でもきっとハッピーエンド


1951-1960

ハッピーでもエンドはいらない
別れようって言葉ひとつで終わる薄っぺらい関係のまま
しあわせが牙を剥いて
あなたの隣でわらうのは私
鈍感なせいじゃなかったんだ?
右手は今日も左手の夢を見る
世界中を愛したなら、不安までも愛せるだろうか
そんな冷たい愛のかたち
馬鹿みたいなやさしさが少しだけ怖いよ
さよならはきらいですか。


1961-1970

あしたから恋人ですから
いいえ、それは愛ではありません
こいごころ疑似体験
俺の理性よ、死んでくれ
あなたは夢の見過ぎです
サディスティックな愛は想像の中だけで十分です
それでも世界はまだ壊れない
ぼくの愛は配給制
きみがくれるものなら風邪だってほしい
夢落ちのハッピーエンド


1971-1980

きみ不足が深刻です
好きすぎるんですがこれって病気ですか?
もっとぎゅっと絡めてほしいから
涙を隠すほどの笑顔
その不完全さゆえにきみが愛おしい
きみがくれた存在証明
ありがとうって言ってくれたから
寒いから暖めてだなんて、勘違いさせたいの?
いちばんにきみにあいたいよ
夢よりも甘い現実を


1981-1990

消えゆく恋のつなぎ止め方
気の済むまでキスして
君が死んだ純愛(それを誰かが美しいと言った)
夢見るように目を閉じても
一緒にいるだけで安心できる、そんな関係になりたかった
恋の犯した罪、僕の犯した罪
永遠を予感したあの熱の行方
きみに"僕"を教えてあげる
終わらない恋になれ
きみとなら二人 何度でも恋したい


1991-2000

恋の仕方を教えてほしい
あの娘みたいに笑えたら
内緒のキスをちょうだい
とびきり甘いのをお願い
泣いてるわけないでしょ
こぼれる前に抱きしめて
恋人ごっこもあしたまで
我慢しろなんて人が悪い
あの恋が追いかけてくる
当たり前のように二人は