2001-2010

彼氏にでもなったつもり?
キスのぬるさに戸惑うように
気づかなくていいよそばにいてあげる
どうしてそんな顔で、声で、瞳で、
この恋は苦しいくらいがちょうどいい
永遠なんて長すぎるよ
これ以上どんな偶然を期待していた?
大人になれなかったよ
どうしてすべて消していってくれなかったの?
別れの数だけ愛を知る


2011-2020

そんな無邪気に触れないで
君をどうにかしてしまいそうだよ
乙女は奪われることを待ち望んでいました
それでは誘惑の準備を
拒否権はキスと引換えに
37℃の恋人
お願い躊躇しないで
そんなことよりキスをしよう?
あのこにしたみたいに、して?
舌の上で愛を溶かして


2021-2030

ただの火遊びだから
キスのちキス(ときどきキス)
そんなのもどかしいだけ
歩幅を合わせることですら僕には精一杯だった
あなたが泣かせたくせに、なんて言えない
また僕のこと考えてる?
バイバイ、恋が死んだよ
さよならの瞬間まで輝けるように
きゅんてしたこと忘れないよ
それと知らずに


2031-2040

だから俺を諦めて?
きみじゃない色になる
人は誰も温かいよ
一度だって触れなかった
それは予防線?
指輪ならそこに捨てたよ
どうしてかな冷たいよ
あなたを愛してみたかった
熱だけ残していかないで
泡になってさよなら


2041-2050

恋の仕方なんて知らなかった。だから無防備に恋に落ちた。
抱きしめてなんて言わないから、もっと強く手を握って。
あなたを信じることは、あなたに騙されることだった。
半分じゃ足りない。あなたの全部が欲しい。
愛してるなんて言わなければよかった。
わたしはずっと痛がってる。
泣いてもいいってあなたは言った。でも泣けなかったのが私。
遊びじゃないならもうキスしないで。
あなたを想って泣かなくなった私は、強くなったわけじゃないよ。
この恋が恋であるうちに、


2051-2060

もしこれが恋ならば
目を閉じればきみが浮かぶ。だから今日は、眠れない。
指先はもどかしいばかり
冷めてしまったのは苦いコーヒー
こころがきみを探してる
だってこれは真昼に見るゆめ
想いをこらえて眠った夜、涙の跡が残る朝
きみは終わらせたいんですか?
そこに残った誰かの体温
すがるようにキスして


2061-2070

キスマークはすぐに消えるから
夕焼けはときどき優しい
つないだ手の新しい意味にきみはもう気づいてる?
愛の上に嘘を重ねて
明日泣かないために 優しいことばをください
プラトニック・ラブだと思っていた
触れなくちゃ伝わらないこと
覚悟はまだいらない
愛の法則はたった一つ、だそうです
きみならばきっと、


2071-2080

はじめての温度
もうずっときみに恋してる
きみは笑顔ではぐらかした
気紛れなんかじゃないと言って
いつもと違うきみだったから
愛されているような気がした
それすらも演技で
雑音をすべて消してください
もっと甘い嘘がいい
キスでぜんぶ忘れるから


2081-2090

それはもう恋みたいなものだよ
満たされたあの日のまま、終われたら良かった
「さよなら」というラブレター
過去が優しいと言うのなら、早く過去にできますように。
涙を拭うくらい私にだってできるよ
優しい世界ではうまく生きられない。わたしには涙が必要だった。
今はまだ、幸せな歌は歌えない
純粋な君が傷つくのは堪らなく美しくて
わたしは強くなんかない。ただ弱くはないだけ。
あと何秒で、きみを忘れられますか?


2091-2100

突き放したのは君なのに、私のこと嫌いになった?なんてずるいじゃないか好きに決まってる。

つまらない嫉妬ばかりしていた。私は泣いていた。きみは傷ついた顔をしていた。

きみと別れる為には、きみに嫌われるしかなかったんだ。いつもこんなやり方しかできない。

あなたが優しかったことなんて一度もないし、私がそれを求めたことも多分なかった。

きみの視線に気づいていた。でも意味は考えないようにしていた。好きになったのは僕の方が先だった気がする。

手を伸ばしても届かないと知っていたから、迷いはなかった。届いてしまって初めて、戸惑いを覚えた。

あのとき素直に好きと言えたら何か変わっていたのかな。いまでもそう思ってしまう程あなたのことが好きだったよ。

悩んで、別れて、また手を繋いだ。本当の終わりはもっとあっさりとしているはずだから。

信じられずに失うくらいなら、わたしは馬鹿みたいに信じるよ。それでも失うなら、受け入れるだけ。

それでいつのまにか眠ってしまって、目が覚めたら満面の笑みでおはようって言われたらいい。